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泉南市のピアノ教室

お子様がピアノを習う前にHEADLINE


ご家庭でご用意して頂くピアノについて

お子様がピアノを習うにあたり、
ご家庭で練習できる環境をご用意して頂くのは必須です。
ピアノは週に1度のレッスンだけでは上達できません。
『おうちで自分に出来ることは全部やってきた』という状態で、
初めて充実したレッスンになります。
ですが、自宅にどんなピアノを用意すればいいのか
とても悩むと思います。

特に、
・グランドピアノとアップライトピアノの違いって?
・電子ピアノは本物のピアノと何が違うの?
という疑問が大きいと思います。

現在考えられる4つの選択肢の、
それぞれの特徴をご紹介しますので(個人的見解ですが)
ピアノをご購入される方はぜひご一読ください。

   アップライトピアノ
お子様にピアノを習わせる場合、一番にご用意してほしい機種です。
値段は30万〜80万円程で、値段が高いほどグランドピアノのタッチに近いものが多いように思います。
グランドピアノ程ではありませんが表現の幅も広く、電子ピアノとは雲泥の差があり、このピアノがあればよく練習する子はどんどん上達します。
ただ表現力のある子・耳のいい子は、上達するにつれ、アップライトピアノに不満を感じるようになります。
例えば、「弱くてくぐもった音」を出そうとすると、うまく音が鳴らないので、仕方なく出したい音とは違う音で弾く、というようなことが起こります。
そこまでくれば将来音楽の道に進みたいと考え始めているかもしれないので、グランドピアノに買い換える時期かもしれません。
ご近所に迷惑かも…という理由で電子ピアノと迷われている場合は、消音機能を付けることも出来ますので、電子ピアノよりこちらを前向きに検討して頂きたいです。
   グランドピアノ
本格的に上達を望むなら、グランドピアノが一番です。
中古で70万円〜購入でき、よい物は数百万〜数千万円します。
「くぐもった音」「キラキラした音」「水が流れるような音」「地面から響くような音」など、ほしい音を、指先のタッチや腕の使い方、身体の使い方次第で無限に表現できます。
ご自宅の置き場所に余裕があれば、ぜひお子様のために用意してほしい楽器です。
音楽高校・音楽大学を目指すなら必須です。
 電子ピアノ
近年色んな機種が登場し、ピアノ購入の際、まずは安くて場所を取らない電子ピアノを、というご家庭が大変多くなりました。
メリットは消音して夜中でも練習出来ることで、私も深夜の練習用に1台持っています。(カワイCA78)
ですが、お子様の練習にははっきり言うとおススメできません。
よく「グランドピアノと変わらないタッチ」などと言って売られていますが、それは絶対に!ありえません。
電子ピアノをたくさん弾き比べ、グランドピアノ型の100万円近くする電子ピアノも弾いたことがありますが、
どう頑張ってもタッチは電子ピアノです。30万の電子ピアノを買うなら、同じくらいで中古のアップライトピアノが買えますので絶対そちらの方がおすすめです。
電子ピアノは機械ですので、音の出る原理がピアノとは全く違います。
押せば正しく鳴りますし、それなりに強弱はつきますが、ピアノ本来の、指先の意図を汲んでそれを音で表現するということができません。
また鍵盤が軽くて浅いので、指の力がいつまで経っても発達せず、フニャフニャした指使いになってしまいがちです。
努力次第で、素人が上手だと感じる程度に上達することは可能ですが、難易度の高い曲になると電子ピアノでは良い演奏どころではないですし、間違いなく上達に限界がくると思ってください。
また、本物のピアノを持つ子が同じだけの努力をした場合、その子以上に上手になることは難しいので、誰よりも上手になりたい!という気持ちがあれば、ぜひ置き場所に大差ないアップライトピアノのご購入をご検討ください。
キーボード
鍵盤の数が少なく、クラシックピアノを学ぶ場合、すぐに限界がきます。
鍵盤が軽く強弱もつかないので、キーボードでピアノを習うことは無理だとお考え下さい。
習い始めで、続くかわからないからとりあえずキーボードを、という場合はしばらくは妥協できますが、努力する子は2年も掛からずバイエル終了レベル(エリーゼのためにを弾けるレベル)に達することが出来るので、キーボードの時間が非常にもったいないと思います。
レッスンしていて限界を感じた生徒さんには、買い替えをお願いしています。


ピアノをご購入される方は、まずは一度ご相談ください。
店頭へ弾き比べに一緒に伺うことも致しますので、
お気軽にお声掛けください(*^^*)



information

あゆかわピアノ教室

〒590-0505
大阪府泉南市信達大苗代
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